2018/05/09

新製品 「DataCube3」 を販売開始しました

DataCube3のイメージ図
要旨

株式会社フィールドロジック(本社:大阪市北区、代表取締役:木村敏、以下フィールドロジック)は、自家消費型の太陽光発電での出力制御にも対応する小型計測端末「DataCube3」を新たにラインナップします。
従来品であるコンパクトでPR表示も可能な小型計測端末「DataCube2」と各電力会社の出力制御仕様に柔軟に対応する出力制御ユニット「DataCube2-C」を融合させ、次世代に向けた新製品「DataCube3」を開発しました。

開発の背景

当社は、これまで業界のニーズに合わせ、現地でのPR表示が可能な端末と系統連系型システムに向けたPCSの出力抑制端末を別々にご提供しておりました。昨今では、系統連系型システムによる買取単価の下落に伴い、FIT脱却のモデルとして自家消費型システムに注目が集まっております。このような背景から当社では、これからのニーズに応えるために「PR表示」と「PCS出力制御」の2つの機能を搭載させ、自家消費型の出力制御システムにも対応する製品を開発しました。自家消費型システムでは出力を制御することで、効率的なエネルギーマネジメントを目指します。※自家消費型の出力制御は、今夏対応予定となります。

主な特徴
  1. 内蔵モニタを搭載

    計測機本体にQVGAサイズの内蔵モニタを搭載したことにより、PCSの稼働状態や通信状況、発電状況などの表示が可能となりました。これにより、設置作業時やメンテナンス時などの際に、設定用ノートPCの出番が大幅に削減されます。

  2. PR画面をリニューアル

    現地で表示させるPR画面のデザインをリニューアルしました。学校・幼稚園などの教育機関向けの画面や蓄電池との連携を想定した画面など、幅広く活用できるデザインをご用意しております。今後は、自家消費型システム向けに制御率の表示や発電電力と消費電力の比較グラフも対応予定です。

  3. 自家消費型の出力制御(今夏対応予定)

    自家消費型システムでは「逆潮流」が検知されるとRPRが動作し、PCSが停止します。
    そのため、DataCube3ではPCSを制御し、逆潮流を発生させない適切な出力状態にすることで、逆潮流の発生回数を抑え、不要なRPRの動作を防ぎます。

本製品に関するお問い合わせ先

株式会社フィールドロジック 営業部
TEL:06-6446-2301 FAX:06-6446-2500